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【2024/09/09 18:48 】 |
NO2
シンには6コ上に兄貴がいた
シンが小学生の高学年になる頃には
近くに住んでいたサーファーの人に
兄貴は海へ連れて行ってもらうようになっていた。
シンは兄貴に

なぁおにぃちゃん あの人に僕も
海に連れてってって頼んでくれへん?

そんなこと言うたって俺も連れて行ってもらってる
立場やからそんなん言われへんわ。

今日のおやつ半分あげるからなぁ
頼んでください。

いろんな手を使って海になんとかして
行こうと考えるシンではあったが
なかなか海には連れて行ってもらえなかった。

つづく
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【2007/03/01 00:01 】 | 物語 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ココから始まる物語・・・
ある男のつまらない物語・・・

君が見えなくなった日

登場人物
     シン(主人公)
     30歳 何事にも好奇心旺盛で何でも
     やりたがるのですが飽き性なのがちょっと・・・

     あい
     26歳 幼い頃からシンを慕っていた
     元気で活発な女の子なのだが
     強がりで意地っ張りなところあり
  
     ひろき
     30歳 シンの幼馴染でシンの生活に
     憧れながらも地道に頑張ってる青年

     のぞみ
     25歳 ひろきの妻 すごく親切で
     優しいのだが融通がきかない真面目な感じ


幼き頃

おぉい 今日はなにして遊ぶ?

いつもシンちゃんが決めてるから今日はオレが決めたいよぉ

いいけど楽しくなかったらすぐやめるよ!

何気ないいつもの会話
そんな中シンがイキナリ目を奪われたのは
見たことも無い大きな板だった。

近くに住んでいたお兄さんがシン達が遊んでる横で車にその板を
積み込んでいたのだ。
好奇心旺盛なのは子供の頃からかわらない。

ねぇ おにぃちゃんそれ何?

それって何するやつなのぉ?

ん?これか?サーフボードっていって波に乗るための板だよ

ふぅん でおもしろいのそれ?

いろいろやってきたけど1番楽しいよ!!

この時のお兄さんの顔はすごく優しくて
どんなに楽しいんだろう?と心くすぐられる位 素敵だった。

ねぇ シンちゃん早く続きやろうよ

次シンちゃんの番だよ はやくしてよ・・・

じゃぁね シンちゃん友達が待ってるから僕はいくよ

何も起こるはずがないのに何を期待していたのか
お兄さんのその言葉を聴いた瞬間シンはすごく寂しい気分に襲われた
気持ちはもう波乗りってどんなだろう?僕もやりたいなぁ
連れてってくれないかなと完全に心奪われていました。
サーフボードがどれだけ高価な物なのか
この頃のシンには分るはずも無く遊びも途中でやめてしまい
家に向かって走り出すシン・・・
シンの家はそんなに裕福な家ではなかった

おかぁさん おかぁさ~~~ん どこぉ

はいはい どうしたの そんなに慌てて

あのね あのね サーフボードってわかるぅ?

いきなりどうしたのよ あの波に乗るやつでしょ
それがどうかしたの?

角の家のおにぃちゃんがそれ持ってて今車に乗せてでかけたのぉ

シンの母親もまた始まった この子の悪い癖位にしかおもっていなかった
当然今まで関わったこともないのだからサーフボードがいくらするのか
それも分っていなかった。
暫くしたらまたすぐ違うものに興味をもってくれるだろう
そっとしておこう そんな考えだった
波乗り自体がどんなものなのかも知らないのに
シンの心はそれ以外の事を考えられないくらい染まっていました

つづく・・・




     
【2007/02/04 00:43 】 | 物語 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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